車検整備や定期点検整備と並行してトラブル等の修理作業も進めております!
まずはキャブレター時代のエストレヤ、フロントフォークから激しいオイル漏れが発生していたのでオーバーホール作業をしていたのですが・・・
排出した古いフォークオイルは泥のようです。
ここまでは年式もそれなりに古く、フロントフォークの整備に長らく手を入れられていないと思われるバイクではあり得る光景なのですが・・・
インナーパイプに一周かなり深いガリ傷がついてしまっています・・・(汗)
アウターパイプの内側もガリガリです・・・(汗)
おそらくフォークを分解せずに横着してオイルシールを交換しようとマイナスドライバー等で無理矢理こじった痕なのでしょうか・・・?
現オーナー様も中古で買われた車輌のようですので、いつどこで何があったのかの真相は闇の中です・・・
インナー・アウターパイプの両方にこれだけガッツリと深い傷が入ってしまうとシール類を交換したとしても再びオイル漏れを起こしてしまう可能性が非常に高くなってしまいます(インナーパイプの錆や腐食を避けるべきなのも程度の差こそあれ同じような理由となります)
続いてゼファー400、オイル・オイルフィルター交換のご依頼で作業を始めましたが・・・
本来は入っているべきオイルフィルターを所定の位置に押さえつけるスプリング部品がどこにも見当たりません・・・
またフィルターの受け皿となるプレートも部品の順番が本来と違って組み付けられていたため変形してしまっていました・・・(画像手前の平らなプレートが本来の形状です)
最近はカートリッジ式のオイルフィルターを採用しているバイクがほとんどなのであまり見かけなくなったビスカス式のオイルフィルターですが、プレートやスプリングの組み付け方が車種によって微妙に違っていたりすることがあるのでややこしいです・・・
最後はホンダのスクーター「DUNK」、リアタイヤのパンク修理のご相談でのご来店でしたが・・・
タイヤのサイドウォールに一周見事にクラックが入っておりその一部からエア漏れが発生しておりました。
空気圧の管理をあまりにも疎かにしてしまうとタイヤが潰れこのような状態となってしまうことがあります(汗)
タイヤのサイドウォールの修理は基本的に出来ませんのでタイヤそのものの交換となります。
新しいタイヤに交換し修理完了です!
エアバルブも今回の作業ついでに新品交換し予防整備もバッチリです。
皆様、ご依頼いただきありがとうございました。