先日日本でも発売となったKYMCOの新モデル「KRV180TCS」、早速のご注文をいただいていた当店第一号を先日納車させていただきました!
ここ最近盛り上がりを見せている150ccクラスの軽二輪カテゴリーにKYMCOが投入した意欲作です!
納車整備で各部チェックをしてみましたので簡単にご紹介をさせていただきます!
メットインボックスを外すとエンジン上部周りがよく見えるようになります。
エアクリーナーボックスの取り付け位置が普通のスクーターと全く違いますね!
フレームマウントされているエンジン上部に設置されています。
ちなみにシートを開けるとすぐにエアクリーナーエレメント脱着用ののカバーにアクセス出来るので整備性も◎です。
リアサスペンションはほぼ水平に設置されたスポーティなモノサスペンションです!
結構固めなセッティングとなっているのが少し気になりました・・・(新車なのでまだサスペンションが馴染んでいない可能性ももちろんありますので、様子見です)
やはりスポーツスクーターとしてスパルタンな味付けになっていそうです!
プリロード調整等のアジャスト機構は装備されていないので固さを変化させることは出来ません。
KRV180TCS最大の特徴とも言えるスイングアーム機構とそれを可能にしたKYMCOのPTMシステムのロゴが光ります!
ウェーブタイプのブレーキディスク、ホイールのカラー・デザインも凝っていてカッコ良い仕上がりとなっております!
マフラーは一体式ではなくサイレンサーだけ外すことも出来る2ピース構造でした。
将来的にサイレンサーを脱着する事になった際に苦労が少なく済むよう、サイレンサージョイント部やジョイントバンドのボルト部にかじり防止のケミカルを塗布して組み付けておきます!
ちなみに当然サイドスタンド装備車ですが国産スクーターでは必ず採用されているセンサー(サイドスタンドが下りているとエンジンがかからない安全装置)はどうやら装着されていないようでした。
いつでもエンジンが始動出来て便利な反面、万一サイドスタンドを上げ忘れて走行してしまうと重大事故に繋がる可能性もありますのでくれぐれも注意が必要です!
また乗車していない状態で不用意にスロットルを回すと空車で暴走してしまう可能性もありますので注意です!
この辺りはやっぱり外車らしい割り切った作りになっていますね~(個人的にはあのセンサーは嫌いですが・・・笑)
車体各部の点検・調整が終了したので車体にバッテリーを搭載、ガソリンを給油しエンジン始動チェックも問題はありませんでしたので納車整備は完了です!
モデル発表直後からご連絡、そしてご予約をいただきありがとうございました!
初回点検時にオーナー様からのファーストインプレッションを伺うのを楽しみにしております!