GPZ1000RXを修理でお預かりしました!
各部からのエンジンオイル漏れを優先順位をつけて順次修理していきます(年式が年式なのでゴム部品等の経年劣化は仕方ありませんね・・・)
まずはかなりのオイル漏れを起こしていたヘッドカバーガスケットの交換です。
ヘッドカバーを開けた機会にバルブクリアランスの測定・調整も行います!
オーナー様が心配されていたカム山の状態も特に大きな問題は無さそうなので一安心です。
続いてシフトチェンジシャフトのオイルシール部からのオイル漏れを修理します。
併せてエンジン運転中にかなりの異音が出ていたジェネレーターのカップリング部の状態を点検します。
ボルトが緩んでいました!
カップリング部にあるダンパーも経年劣化で石のように固くなり割れている個所もあったので新品交換です!
シャフト部のオイルシールも新品になりました!
液体ガスケットの乾きを待ち、一旦抜いていたエンジンオイル、冷却水を入れてエンジンの試運転を行います!
ここでラジエターホースの一部から冷却水漏れが発生・・・
古めなバイクは一筋縄ではいきません・・・(汗)
一旦冷却水を抜き、腐食等で凸凹になったパイプを修正し液体ガスケットを塗布してホースを組み付けました。
今回予定していた作業は無事に完了となりました!
ご依頼ありがとうございました!