Ninja250SLを定期点検でお預かりしました!
早速外装パーツを取り外し整備開始です。
「ラジエターファンは回っている気がするが渋滞時に水温警告灯が点いてしまうことがある」とのオーナー様からの訴えがありましたので冷却系統を重点的にチェックします。
アイドリングで放置しておくと確かにラジエターファンは適切に回って止まってを繰り返しています・・・
ファンへのハーネスのコネクタ部に腐食が見受けられたので接点を整備しておきます(不具合の原因ではありませんでしたが・・・)
その後、ラジエターファンが数回作動したあとも更にしばらくエンジンを動かし続けているとファンが回らなくなり水温警告灯が点いてしまう現象を確認!
どうやらファン自体が一定以上の高熱になった時に作動しなくなってしまうというかなり分かり辛い不具合を起こしていたようです・・・(その状態となるとファンとバッテリーを直結させても作動しません)
無事に原因が判明したのでラジエターファンを交換します!
交換後はどれだけアイドリングで放置していてもしっかりファンが回り、水温警告灯が点いてしまうようなことはなくなりました!
最後にフロントも浮かしてオイル漏れを起こしていたフロントフォークを整備します!
フォークを全分解し各部洗浄、シール類を交換しオーバーホール作業を行います!
外装類を組み立て整備完了です!(完成後の写真を撮り忘れました・・・)
T様、ご依頼ありがとうございました!