先日、定期的に開催されるカワサキの新技術講習会に参加しました。
最新の技術やシステムを学ぶ良い勉強の機会です!
どうやらこれからは今まで以上にバイクをパソコンに接続して管理していく流れとなっていきそうです(現状はFIエラー等パソコンと接続し故障診断をする場合以外は特に必要無い作業なんですけどね・・・)
しかしハイグレードなモデル達に搭載されている最新の電子制御系パーツは物凄いです(汗)
人間の能力では絶対に出来ないようなレベル(1000分の1秒単位)で制御されライディングをサポートしてくれます。
200馬力なんて数字が珍しくない時代になりつつありますが、そんな桁外れのパワーを普通に楽しむ事が出来る様になったのも電子制御システムの進化のおかげと言っても過言ではないのかもしれません。
ただし過信は禁物です! どんなに電子制御が凄くてもバイクなので限界を超えれば転倒します・・・(笑)
そして新型となったW800ですが「とりあえず最新の規制に適合させました」という事ではなく、かなりガッツリと各部に手を入れたニューモデルとなっています!
もうすぐモトピアッツァにも入荷予定なので個人的にもとても楽しみな1台になりました!
またカワサキもスマートフォン用アプリを開発したようです。
「Rideology the app」と名付けられたアプリでバイク側とBluetoothでリンクして、車輌情報からライディングログの閲覧、さらには車輌設定(モード変更や電子制御サスペンションのセッティング変更等)までスマホから指示が出せるシステムとなるようです!
まだまだ対応機種は少ないですが、これからはスマホとバイクのリンクも当たり前の時代になるんですかね・・・
ちなみにスマホとバイクのリンクシステムはKYMCOも先駆けて頑張っております!
個人的に面白かったのは一部モデルに採用されている「ハイリーデュラブルペイント」という特殊ペイントでした!
パッと見は普通の塗装と変わりないのですが、日常的に付いてしまう擦り傷や磨き傷程度の浅い小傷であれば自己修復していくという優れた塗装です!
これは実演してもらえたのですがタンクにわざと付けた擦り傷がドライヤーを当てるとみるみる消えていきました(温度で自己修復の反応が起きる為です。通常使用状態ですと外気温にもよりますが1週間以上かかる事もあるようです)
さすがにファスナー等で付けてしまうような深い傷は直らないみたいですけどね・・・(汗)
さて、今回学んだ事も活かして引き続き日々の整備を頑張っていきます!