始動性がイマイチ、さらにエンジンが暖まりきるまでのアイドリング・吹け上がりがとにかく不安定という症状でエストレヤをお預かりしました。
色々な原因が考えられますが、まずは基本的な部分から順に点検していきます。
エアクリーナーエレメントを点検・清掃、続いてスパークプラグ周りの点検です。
プラグキャップやコードに明らかな異常は見られませんが、スパークプラグの消耗がかなり酷いです・・・
不調の原因のひとつである可能性は高いので新品プラグに交換です!
続いてオーナー様からのご要望でもあったバルブクリアランスを点検します。
こちらは吸気側は規定値内、排気側が規定値よりも狭めという測定結果でした。
排気側を規定値内に収まるよう調整します。
ここまでの作業を済まし再びエンジンを始動・チェックすると・・・
始動性の悪さ、アイドリング・吹け上がりの不安定さ共にすっかり解消され好調です!
これ以降はキャブレター内部等、多少大がかりな修理となってしまう可能性もあるのでほっと一安心です。
オーナー様にもご連絡し、ひとまずはここまでの作業で車輌をお返しして様子を見ていただくことになりました。
せっかく車輌をお預かりした機会なので細かい部分で気になったポイントを追加整備させていただきます!
ゴム端面の劣化が進んでいる燃料コックの負圧ホースを交換します。
リアブレーキのセンサーを作動させるスプリングもいなくなっていたので新品を設置しました!
その他、細かい部分を一通りチェックして今回の修理を完了とします。
ご依頼ありがとうございました!