発売以来話題沸騰中のZX-25Rですが、今月になってリコール及びサービスキャンペーンが発表となってしまいました。
対象車輌にお乗りのお客様には大変ご迷惑をおかけします・・・(汗)
対策部品も届き早速回収作業をしましたのでブログに上げておきます!
まずはリコールとなったカムチェーンテンショナの交換です。
テンショナの製造管理が不適切だったため、テンショナが早期に破損しエンジン異音や最悪の場合停止につながってしまう恐れがあるようです。
テンショナを外し、良品のボディと入れ替えます!
続いてはサービスキャンペーンとなったサイドスタンドの交換作業です。
安全装置のひとつとしてサイドスタンドセンサーがありますが、センサーの爪が引っかかるピンの溶接位置が不適切なものがあるため、最悪センサーの爪がピンから外れてしまいエンジン始動や発進に不具合が生じる可能性があるようです。
こちらも良品のサイドスタンドと交換します!
最後はこちらもサービスキャンペーンのECUプログラムの書き換え作業です。
エンジンが暖まった状態での始動性向上のため、対策されたプログラムへと更新します!
車輌ECUのデータを端末へ吸い出し、PCに接続しKawasakiのサーバーよりダウンロードした対策プログラムデータを再び端末を通して車輌ECUへと書き込みます。
なんともイマドキな作業です・・・
今回のプログラムデータのECUへの書き込みには約10分ほど時間がかかります。
書き換え完了後、再び端末とPCを接続しKawasakiのサーバーに対策完了の報告を上げて作業終了です!
以上の3点が今回発表のリコール・サービスキャンペーンの内容及び対策作業となります。