当店でHONDA DIO110をご購入いただいたO様の車輌です。
リアタイヤの空気圧が2、3日で抜けてしまうとの事・・・
タイヤを一周じっくりとチェックしてみますが釘や異物は刺さっておらず。
エアバルブ周りからも空気漏れは見受けられません。
イヤな予感がします・・・
タイヤのサイド側にも石鹸水を吹き付けて少し時間を置くと・・・
タイヤとホイールの間から空気が漏れています!
よくある釘踏み等の原因ではない珍しいケースのパンク事例でした。
残念ながらこれは通常のパンク修理のように外側からどうこう出来るものではありません・・・
リアホイールを車体から外し、更にタイヤも外していきます。
これが原因だと断言は出来ませんが、ホイール内側に数箇所腐食が発生しておりました。
凹凸はどう考えてもホイールとタイヤの密着に良い訳がないので、ペーパーをかけてなるべく平らにならしておきます。
そしてこのような時の頼みの綱、ビードシーラーというタイヤとホイールの密着を向上させるケミカルをタイヤビード部にたっぷりと塗布して、乾燥後再びホイールに履かせます。
作業後は石鹸水を吹き付けても空気漏れは見受けられません。 ほっと一安心です・・・
しばらくはこれで様子を見ていただくという事で車輌をお返ししました!
もしこれでも空気漏れが起きてしまうのならタイヤ交換(ホイールが原因の場合はホイール交換)となってしまう可能性もありますのでドキドキです(汗)