整備ブログ

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Ninja250SL KRT 納車整備

店頭展示販売中だったNinja250SLのKRTカラーをご成約いただきました! M様、ありがとうございました! しっかりと納車整備をして車輌をお渡しします! Ninja250SL、ライトウエイト&スポーティでとても良いバイクなのですが新車のラインナップからは残念ながら消えてしまいます・・・ 単気筒エンジンのスポーツバイク、またどこかのタイミングで復活してくれることを願います。
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KYMCO GP125i エンストトラブル修理

当店で販売させていただいたKYMCO GP125i、低速域での息継ぎやたまのエンジンストールという症状が発生してしまったようですので至急お預かりして点検します! ひとまずメットインボックスを取り外し、上から覗き込んで各部点検していくと・・・ プラグキャップ付近にて電流のリークを確認しました・・・ プラグキャップは単体ではなくイグニッションコイルとAssyでの部品供給のようですのでまるっと新品と交換させていただきました!(もちろんKYMCO新車3年保証対応の修理となります) 症状の改善を確認しカウル類を組み上げて修理完了となりました。 A様、ご迷惑をおかけしました(汗)
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スクーター用のオイルもご用意しました!

これまで当店の常備オイルで最もスタンダードなグレードはカワサキ純正のR4 10W-40(税別2,200円/L)でした。 KYMCOの正規店になったこともあり最近は比較的小排気量のスクーターのオイル交換のご依頼をいただくことも多くなってきましたので、今回店長セレクトで主にスクーター向けをメインに考えたオイルを常備してみました! MOTUL(モチュール)3100 GOLD 4T 10W-40(税別1,600円/L) 他のオイルと同様に当店でご購入いただいた車輌は工賃も含め上記より値引きがあります! 50ccスクーター等のオイル交換ももちろん承っておりますのでお気軽にお声がけ下さい!
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Z900RS 納車整備

Z900RSタイガーカラーのご成約をいただきました! S様、ありがとうございます! 納車整備とご依頼いただいたオプションパーツの取り付けを行っていきます! まずはテールカウル周りのチェックをしつつ純正オプションのグラブバーを装着しました。 BEET製のローダウンリンクを取り付けます! Z900RSのリアサスペンションリンクは棒状ではなく三角形のリンクプレートとなります。 ノーマル比約25mmのダウン量となるようです。 ローダウン化に合わせてショートサイドスタンドに変更します! サイドスタンドが長すぎると駐車時のバイクの傾きが浅くなり転倒のリスクが高まってしまうので注意が必要です。 リア周りのメンテナンスの強い味方、純正オプションのセンタースタンドを装着します! 車体をローダウンするとセンタースタンドをかける力がより必要となってしまいますが、もともとかなり軽い力でかけられる設計のセンタースタンドなのでそれでも常識的な重さの範疇に収まりました。 MRA製のスクリ...
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Z650 納車整備

Z650をご成約いただきました! H様、ありがとうございます! 早速外装パーツを外し納車整備を行っていきます! ハンドル周りに設置したUSB電源の配線を車体後方まで引いていきます。 兄弟車のNinja650はメーター付近にオプションのDCソケット用の電源取り出し部が用意されていますが、ノンカウルのZ650にはありませんので従来通り自己診断コネクタから電源を確保します。 基本的に配線はメインハーネスに沿わせて取り回していきます。 将来の整備時にエアクリーナーボックス等の脱着の邪魔にならないよう配線の弛みには余裕を持たせておきます。 現行の650兄弟はリアシート周りにフックが2箇所しかありません・・・(タンデムステップのヒールガードを兼ねた部分) 他車種の純正パーツを流用してリアフェンダーにフックを追加します! 各部点検、ボルトの増し締めをしながら外装パーツを組み上げていきます。 最近の新色のストームクラウドブルー、実際に間近で見るとカタログ等の写真とはまた全然雰囲気が違って感じられ...
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新型W800STREET 納車整備

新型のW800STREETをご成約いただきました! A様、ありがとうございます! 納車整備で外装パーツやタンクを脱着しましたが、旧Wシリーズと大分作りが違っているのでやはり新しいWなんだなぁ~と実感しました(立て込んでいたので整備中の写真を撮り忘れました・・・) ETC2.0車載器も標準装備されていて便利です! 純正オプションのグリップヒーターを取り付けました!(CAFEには標準装備されていますがSTREETではオプション扱いとなります) 左グリップの手元にスイッチが設置されており大変スマートなデザインです! 車体側ハーネスに用意されている電源コネクタと接続しコントロールユニットの小箱はフレーム前方下に設置して専用のカバーで隠します。 さすが純正オプションパーツ、細かい所までしっかりとした作りになっていますね!
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新型Ninja400 定期点検整備×2

Y様、N様の新型Ninja400、一年点検でお預かりしました! 走行距離はそれぞれ8,000km、12,000km超。 当店で新型Ninjaにお乗りのお客様は比較的ガッツリ距離を乗られている方が多く嬉しい限りです! カウル類を外し各部点検整備を行います! Ninja400はNGKのLMAR9Gという新型プラグが標準指定となっています。 ちなみに250はこの新型プラグのイリジウムタイプが標準指定です。 400にイリジウムタイプを採用しなかったのは通常プラグでもカワサキが目標としたエンジン性能が十分にクリア出来たから、との理由だったようです。 それなりに消耗が見受けられたので2台ともプラグ交換をさせていただきました。 ~10,000km程度で交換しておくのが無難そうです(相変わらず交換作業は容易ではないので・・・) N様のNinja400の点検も進めていきます! エアクリーナーエレメントは2台ともエアブローで清掃し戻しました。 こちらは~20,000km程度を目安に交換となりそうですかね。 ...
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Z125 エンジン始動不良

O様のZ125、朝イチのエンジン始動不良がランダムで発生してしまうという症状で入庫です。 一度エンジンがかかってしまえばその後は半日以上の時間を空けなければ始動性に全く問題は無いとのこと・・・ これまでも同症状の対策としてスパークプラグ等の点検やバルブクリアランス調整を行いましたが改善には至らず・・・ 今回はカワサキからの整備情報も参考にして対策を試みます。 ギアポジションセンサーとピン、スプリングの交換です! Z125ではECUに入るニュートラル信号の電圧が微妙に規定値から外れてしまっている症例があったらしく(アース不良?)、2019モデルからセンサー部のピン、スプリングの形状が変更されたようです。 確かに新しいピンは全長が長く先端もテーパー状になっておりセンサーに対しての密着が強くなっていそうです。 ギアがニュートラルでメーターのニュートラルインジケーターが点灯していても、ECU側はニュートラルを認識せずにエンジンの始動をさせない制御をしてしまっている可能性があるようです・・・ これでこの厄介な症状が改善してくれれば良...
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ZX-12R 整備

ZX-12Rのヘッドカバーガスケット交換の整備です! フレームがエンジンを包み込んでいる設計の為、左右から作業を進めていきます。 どかすものが多いのでなかなか大変です・・・(汗) ヘッドカバー上のカバーを知恵の輪のように外します・・・ ようやくヘッドカバーが外れました! 座面をキレイにして強力な液体ガスケットを塗布しつつ新しいヘッドカバーガスケットに交換します。 大排気量のハイパワー車はエンジンの熱量もすごいのでガスケットにとっては非常に過酷な環境です・・・ 長持ちしてくれることを祈りながら再びヘッドカバーを取り付けます。 作業途中でスパークプラグも交換します(3番シリンダーの燃えがイマイチで3気筒となっておりました・・・) ZX-12Rは末番がEKPAという特殊なスパークプラグが標準指定されています。 1本の値段も通常プラグと比べるとなかなかお高いです・・・ 外した部品を元通りに組み上げていきます。 冷却水を入れてエンジン始動、各部点検、エア抜きをします。 ...
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Dトラッカー125 修理×2

Dさんお持ち込みのDトラッカー125、ハンドルを左右に切るとタコメーターが激しく踊ってしまいます・・・ エンジン回転信号系の電気トラブルの可能性が高そうです。 まず疑わしいのはフレーム首周りのハーネス部です。 ハーネスを前後左右に揺さぶってみますが、症状の出方はイマイチです・・・ ハーネスのカバーを一旦剥がし該当の配線を直接チェックしてみますが、特に異常は無さそうです・・・ フロントフェイスを外しハーネスの前方をチェックします。 何故かメーターブラケットが激しく変形しています。 それに引っ張られるようにしてハーネス、メーターコネクタ部に少し力がかかってしまっているようです。 ハーネスをブラケットにしっかり固定し直すと症状はすっかり収まりました! 当初の想定と違いハッキリとした原因が発見出来なかったので少し釈然としませんが、ひとまずはこれで様子を見ていただく事になりました。 続いてTさんのDトラッカー125の整備です! オイル漏れを起こしてしまったフロントフォークのオーバーホ...
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YAMAHA VOX タイヤ交換

YAMAHA VOXのリアタイヤ交換のご依頼をいただきました! 発注していたタイヤが入荷しましたので早速交換作業を行います! ・・・と、その前にまずはフロントタイヤです。 エアバルブのゴムがかなり劣化していて、バルブを軽く揺すると亀裂から空気が抜けてしまいます(汗) さすがに実際にエア漏れを起こしてしまっているレベルの劣化は非常に危険ですのでエアバルブ交換となります。 タイヤの山はまだ残っていますのでホイールから一旦タイヤを外しエアバルブを交換後、元のタイヤを再び組み込みます。 続いてリアタイヤを交換します! こちらはすっかり溝も無くなっていて危険です(汗) 120/90ー10というなかなか変わったサイズのタイヤです。 一般的な50ccスクーターよりも太いタイヤですので比較してしまうとお値段もなかなか・・・(汗) ただこのサイズのタイヤがVOXの全体的なデザインをまとめていますね! 今回はPIRELLIのSL60という銘柄をチョイスしてみました! Y様、ご依頼ありがとうございました。
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バリオスⅡ ジェネレーターカバー交換

バリオスⅡのジェネレーターカバー交換のご依頼をいただきました! この車種はウォーターパイプがジェネレーターカバーに絡んで配管されているのでまずは冷却水を抜かなければなりません。 ラジエターキャップは燃料タンク下に設置されているのでタンクも下ろさなければいけません。 スプロケカバーも外したりと、見た目よりも大変な作業となります・・・ 新品のジェネレーターカバーの裏側にコイル等の部品を移植します。 このボルトは細い上にネジロック剤等で固着していることもあるので要注意ポイントです・・・ 無事に新品のジェネレーターカバーとなりました! ウォーターパイプ等取り外していた部品を元に戻していきます。 冷却水を入れてエンジン始動、オイル漏れのチェックをしつつ冷却系統のエア抜きをします。 各部問題の無いことを確認して作業完了です! ご依頼ありがとうございました!